どんな絵本を選んでいるの?
新年度が始まってすぐの4月と5月は、「『たべる』ってたのしいよ」「もぐもぐ、パクパクおいしいよね」という内容から始めよう、という管理栄養士のアドバイスのもと、分かりやすい絵本選びからスタート。
そこから回を重ねるごとに、果物や野菜の名前はもちろん、皮を剥いたり包丁で切ったりした様子のカラー写真や絵、図鑑などを加えていきます。
●季節の食べ物、食育活動に関連する絵本
●年齢に合った分かりやすい絵、言葉、内容
●身近に感じやすい内容
●本屋さんに必ずある!見たことがある!であろう絵本
●「アムアム」「パクパク」「ムシャムシャ」「バリバリ」「グツグツ」などのオノマトペを取り入れた絵本
※オノマトペは、赤ちゃんが最初に出会う言葉。発語もオノマトペです。抽象的なものも赤ちゃんにとって分かりやすく表現できる言葉(音&リズム)であるといわれています。
読み聞かせの工夫
食育や絵本の読み聞かせを通して、子どもたちがいろいろな職員と触れ合える環境づくりをしています。クラス担任だけではなく、他のクラスの保育士や管理栄養士も気軽にたくさん読み聞かせをできる環境にも配慮しています。
全園児が集合しての朝の劇場では、食べ物関連のペープサートにあわせておすすめの絵本を読み、異年齢児とのやりとりを盛り上げます。
また、大型絵本、しかけ絵本、紙芝居などのような、大きさや形、イラストがいつもとちょっと異なる絵本も見つけ、食育や絵本に関心が持てるようにもしています。
絵本1冊、1ページからでも
読み聞かせや言葉かけを通じて、視覚概念、聴覚概念、体感概念、言語概念、数概念という5つの概念形成の視点からも子どもたち一人ひとりに伝わっていくものはたくさんあります。
そして、食育での読み聞かせを通し、絵本との出会いも大切にしたいと考えています。
食育や読み聞かせについては、SNSでも紹介しています。
YouTube公式チャンネルでは、子ども達に大人気の朝の劇場も公開中!
ぜひご覧ください♪