職員ひとりひとりが得意を活かし、より良い保育園になるよう皆で力を出し合ってきたチーム紬。
その中には、園芸の達人もいます。
そこで、この春、紬木保育園園芸部を立ち上げました。
豊富な知識と愛と元気を携えて、いよいよ始動!
春に植えるのに適した野菜や花をたくさん植えました。
ピーマン、パプリカ、トマト、バジル、パセリ、チシャ、マリーゴールド、etc…いろいろ用意しました。
早速、土の準備からスタートです。
プランターや鉢に底石を敷いて土を盛る…
植物が元気に育つために欠かせない"土台"をつくる大切な作業です。
紬木保育園には園庭があります。
日当たりが良く、十分な広さがあるので、植え付け作業も園庭で行うことができます。
プランターを園庭に置くこともでき、子どもたちが触れたり匂いを嗅いだりすることで概念形成を促すことにも期待大です。
そして、水やりや収穫などの農業体験。
食への感謝の気持ちが育まれるとともに、物事を推論する力などの子どもの能力を養うことにもつながります。
サステナブルな取り組みとしても紬木保育園が注力しているところです。
そして、植え付け完了!
紬木保育園みんなの期待を一身に背負った植物たちが、それぞれの持ち場に配備されました。
こちらはピーマン、パプリカ、トマト。パプリカは赤と黄色があります。
注目していただきたいのが、中央奥のトマトのプランター。一緒にバジルを植えています。
トマトとバジルは相性抜群で、"コンパニオンプランツ(共栄作物)"と呼ばれているそうです。
一緒に植えると害虫対策や水分調節の効果があり、野菜の場合は風味や味が良くなり、化学肥料の使用を減らすこともできるんだとか。
さらに、トマトとバジルはイタリア料理でも有名な組み合わせ。
育ちから食卓に上がるまで相性ピッタリなんて素敵ですね。
園舎脇の通路にはゼラニウムを植えました。
猫よけや蚊よけに期待!
翌日にはもう花が。生命力の強さに脱帽です。
毎朝子どもたちが登園してくる玄関前には、マリーゴールドなどの花を植えました。
左側のプランターはチシャとパセリです。
よく香るマリーゴールドをはじめ、ベゴニアもバーベナも、チシャもパセリも、全てタフな植物。
葉も花もモコモコ増えてたくましく育っていくので、少しちぎれてしまったり保育の活動に役立てたりしても元気に咲いてくれるでしょう。
明度の高い黄色やオレンジ色は乳幼児にも認識しやすく、良い刺激ももたらしてくれます。
5月にはアサガオ、ゴーヤ、オクラも仲間入り予定です。
収穫期には食育にも取り入れられたらと思っています。
皆さま、これから紬木保育園園芸部をどうぞよろしくお願いします!
園芸部の活動や日々の保育風景はFacebookやInstagramでも紹介しています。